愛犬は生後2ヶ月の時に家族の一員になりました。

柴犬とスピッツ系のミックスだったので、風貌が「オオカミ」にそっくりでした。

仔犬の頃からプライドが高く、自己主張の強い性格をしていました。

その為、生後6ヶ月になる前から、自分の気に入らないことをされると牙をむき、飼い主を狂暴的に噛むことが度々あり、そのつど病院に通いました。

いろいろな本を読んで実践してみましたが、「野性本能」の強い愛犬にとっては逆効果でした。

このままでは愛犬との共同生活が今後ますます難しくなると思い…「問題行動専門しつけ教室」を開いている京都警察犬学校へお願いすることにしました。

飼い主が一日で「しつけ方法」が修得できる約5時間の『集中訓練一日コース』を受けました。

修了後、劇的に「上下関係」が構築出来ました。

その結果、自然と自分の立場を悟り、従順になり、顔の表情が穏やかになりました。

険悪だった関係が日々改善され、日常生活が平穏に戻りました。

犬を育てるという責任・真の愛犬家とはどういうことか?「犬の心理学」と「オオカミの心理学」を通じて、色々と勉強させていただきました。

それによって、愛犬との心の交信がスムーズになり、信頼関係が生まれ、愛犬の気持ちに寄り添う真の心の絆を結ぶことが出来ました。

先生のおかげで、愛犬が14歳で天寿を全うするまで、かけがえのない愛犬の命を守ることができ、悔いのない楽しい日々を過ごすことが出来ました。

これからも一頭でも多くの犬達が、飼い主の家族として、共に暮らせる手助けをしてあげてください。

本当にありがとうございました。